ペリネータルケア・22
呼吸・循環管理とケア
竹内 徹
1
,
横尾 京子
2
1大阪府立母子保健総合医療センター
2大阪府立母子保健総合医療センター周産期2部
pp.813-816
発行日 1984年10月25日
Published Date 1984/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206526
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はじめに
周産期医療のうち,新生児の呼吸・循環器系問題に関する医療技術はとくに急速な進歩をとげ,なお複雑・高度化しつづけている.また,出生直後から医学的介入が加えられるようになって,以前ならintact survivalの不可能であった成熟児にみられる各種の呼吸・循環障害,28週以前の甲産児の呼吸障害にも積極的に対応できるようになってきた.今回は,これらの技術について詳細に述べるのではなく,母児のケア全体に参加する助産婦・看護婦に必要な知識の一端を紹介する.(なお,新生児の集中看護に参与する諸姉のために,末尾に参考文献をあげておく.)
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