連載 ペリネータルケア・1
周産期医療と看護
竹内 徹
1
,
横尾 京子
2
1大阪府立母子保健総合医療センター
2大阪府立母子保健総合医療センター周産期2部
pp.1-8
発行日 1983年1月25日
Published Date 1983/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206161
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cureからcareへ—これは竹内徹氏が好んで使う言葉だ.cure(治療)だけに重きを置いた隔離的新生児未熟児医療はすでに過去のものとなりつつある.今日の周産期医療に求められているのは,家族への援助を含めた包括的ケアであり,必然的に看護に対する期待も大きくなってきている.今回から竹内・横尾の両氏に,大阪府立母子保健総合医療センター周産期2部で行なっている新生児未熟児医療を中心に,周産期のケアについて解説していただく.その第1回目として本号では,家族やスタッフの様々な表情をあわせてご紹介する.
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