ペリネータルケア・21
周産期における感染とその対策
竹内 徹
1
,
横尾 京子
2
1大阪府立母子保健総合医療センター
2大阪府立母子保健総合医療センター周産期2部
pp.729-732
発行日 1984年9月25日
Published Date 1984/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206510
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はじめに
周産期における感染症は,周産期医療業務のうえで最も日常的でしかも細心の注意の必要な問題である.感染症に対する理解が非常に深まり,その治療法および支援的療法が進歩した現在でも,われわれがどのように注意を払い,日常のルチーンを厳守しているかが最も重要なケア上のポイントとなろう.
今回は,最近,周産期医療で問題となっている感染症の様相を概略し,次いで,われわれが実際行なっている感染予防対策の一部をご紹介する.
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