特別寄稿 講演録
周産期における母子関係
竹内 徹
1
,
編集室
1大阪府立母子保健総合医療センター・周産期第2部
pp.41-50
発行日 1982年1月25日
Published Date 1982/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205956
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この論文は昨年9月13日,札幌で開かれた第8回日母大会シンポジウム「新しい母子保健のあり方—産前教育の見直しのために」で,小児科医の立場から発言された竹内徹氏に,その講演要旨をまとめていただいたものです。昨年の11号で取り上げた特集テーマ「保健指導再考」の理論的な裏づけを,この中から読み取っていただきたいと思います。
また,本稿の文中で数多く引用されている『母と子のきずな』の著者の一人,M. H. Klaus氏が昨年6月に来日された折に弊社では,竹内徹氏,小林登氏(東大小児科),原ひろ子氏(お茶の水女子大学文化人類学)の三氏を交えて座談会をもつ機会を得ました。その要旨は,弊社発行『週刊医学界新聞』1470号(1981年10月26日)に掲載されておりますが,大変興味深い内容なので,その中から本稿に関連した部分を抜粋して御紹介いたします。
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