Japanese
English
第19回ICM大会講演翻訳シリーズ・6
看護助産教育─カナダにおける一つのユニークな経験を通して
Nurse-Midwifery Education: One Unique Canadian Experience
L. Hope Toumishey
,
渡部 尚子
1
1埼玉県立衛生短期大学
pp.43-47
発行日 1983年1月25日
Published Date 1983/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206169
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
1979年,カナダ・ニューファウンドランド・メモリアル大学附属看護学校は,僻地看護業務および看護助産業務の2年課程を創始しました。この課程の目的は,地方および地理的に遠い地域に住む人々の健康に対し,初歩的なケアの段階で責任の持てる看護婦を養成しようとするものであります。カナダでは,全人口のおよそ10%(300万)が1,561,270平方マイルの広大な土地に散在しています。彼らは,人里離れた不便な場所に様々な規模の集落をなして住んでいますが,そこは荒れた地勢や変わりやすい天候のため孤立化を強めております。
カナダ北部地方に住む多くの人々の健康管理に最初にかかわるのは,看護詰所(Nursing Station)で働く看護婦であります。
Copyright © 1983, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.