グラフ解説 高知医科大学病院がめざす母子医療
分娩管理の特徴と三次救急センターとしての役割
橋本 雅
1
1高知医科大学病院産婦人科
pp.920-922
発行日 1982年11月25日
Published Date 1982/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206119
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はじめに
高知医科大学病院は高知県の三次救急施設としての意義が大きく,救命・救急センターとしての性格が強い。したがって,当院における分娩部の構成も基本的には周産期センターとして位置づけられている。また,大学附属病院の特殊性として,診療のみならず学生および研修医を含めた地域医療に対する教育,および研究という使命も忘れてはならない。
そこで,本稿ではまず高知医科大学病院分娩部の概略,次にわれわれの行なっている分娩管理と三次救急センターとしての役割,さらには医療へのコンピューターシステムの導入について述べ,高知医大のめざす医療について紹介してみたいと思う。
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