座談会
救急センターにおける整形外科の役割
鳥山 貞宜
1
,
岩田 清二
2
,
平沢 精一
3
,
黒田 重史
4
,
三好 邦達
5
1日本大学医科部整形外科
2済生会神奈川病院整形外科
3東邦大学医学部整形外科
4鹿島労災病院整形外科
5聖マリアンナ医科大学整形外科
pp.298-308
発行日 1983年3月25日
Published Date 1983/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906710
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近年,交通・労働災害などの増加に伴い,救命センター,救急医療センターなどの施設が開設され,かなりの実績をあげてきている.一方,外傷は重複化,多発化する傾向にあり,関係各科の緊密な協力なくしては,患者の十分な回復は望めない.生命維持の治療を第一義と考えるのは当然としても,患者の早期社会復帰という観点からすれば,治療初期の段階で整形外科が果たす役割は決して小さくはない.
この座談会は,1982年5月29日,東京で開かれた第4回関東整形災害外科学会において好評を博したパネルディスカッション「救急センターにおける整形外科の役割」でパネリストをつとめられた諸先生にお集りいただき,お話し合いいただいた.
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