連載 病院めぐり
公立三次中央病院
島田 佳子
1
1公立三次中央病院
pp.868
発行日 1998年6月10日
Published Date 1998/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903322
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三次市は中国山地の静かな小都市で,3つの大きな川が合流する水の都として栄えてきました.秋から早春にかけての早朝,三次盆地は幻想的な深い霧の海に覆われます.自然の恵みと四季の味覚が豊かで,三千基を数える古墳があり,歴史的情緒もあります.人口は約4万人で,65歳以上の人口が21%を占め年々高齢化が進んでいます.
公立三次中央病院は広島県三次市の中国自動車道三次インターチェンジから車で約3分のところにある350床,18診療科の総合病院です.昭和27年6月1日,双三中央病院として開院し,平成6年9月に現在の場所に新築・移転し,公立三次中央病院となりました.開院以来,地域医療の中核として地域の人々の信頼を得ています.職員数は346名で,医師は45名(常勤医師33名,研修医12名)です.新病院よりコンピュータによるオーダリングシステムが導入され,診療に役立っています.
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