アメリカ便り・7
Amniocentesis—羊水穿刺の実際
佐々木 茂
1
1ウィスコンシン医科大学
pp.536-539
発行日 1981年7月25日
Published Date 1981/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205879
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■はじめに
前号でNIHのデータを御紹介しましたように,羊水穿刺が考えていたほど副作用を伴わず,安全かつ有効な検査方法のひとつであることがおわかりいただけたかと思います。こちらでは片山先生がJohns Hopkins大学にいた時にNIHのプロジェクトに協力して以来,prenatal care(出生前管理)の一環として本法は積極的に行なわれています。片山先生御自身はすでに1,000例を超える経験をお持ちだとのことです。今回はこの羊水穿刺の実際について報告してみたいと思います。
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