今月の臨床 産科手術を極める(Ⅰ)―妊娠中の処置・手術
羊水穿刺
鈴森 伸宏
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科産科婦人科
pp.878-882
発行日 2021年9月10日
Published Date 2021/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210485
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●羊水を用いて染色体検査,遺伝子解析,生化学的分析ができる.
●リスクを伴う確定検査であり,説明と同意のうえで,穿刺は妊娠15〜16週以降に行う.
●検査結果は,正常変異や性染色体疾患の場合,表現型との関連が明らかでない場合,両親の遺伝学的検査を要する場合などがあり,検査前後の遺伝カウンセリングが大切である.
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