研究・調査・報告
異常妊産婦の看護の検討—10症例から
森友 恵美子
1
,
滝 サト
1
,
図師 恵子
2
1東京医科歯科大学医学部附属病院産婦人科
2防衛医科大学校産婦人科
pp.458-462
発行日 1979年7月25日
Published Date 1979/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205574
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1.はじめに
妊娠に合併症を伴った妊婦が,治療目的で妊娠第32週〜第36週に入院するケースはかなり多い。そのうちの大多数は,分娩・産褥経過中に重大問題は起きないのが通常である。
東京医科歯科大学病院における昭和51年1月から51年12月までの分娩目的による入院患者数は約600例であり,そのうち軽症を含め138例が妊娠中毒症例であった。
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