研究・調査・報告
家族計画の認識度および関心度調査
坂本 由紀子
1
,
荒木 紀代子
1
1熊本大学付属病院産科
pp.163-166
発行日 1979年3月25日
Published Date 1979/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205513
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1.はじめに
わが国の家族計画の実態は時代の推移とともに幾多の変遷を経過して現在に至っているが,夫婦の意志による家族計画という考え方や実行が広く普及し始めたのは戦後のことである。現在,希望児数は表1に示す通り,2人というのが過半数を占めている。私たち助産婦は,家族の幸福のため,家族計画に基づいての受胎調節指導をしていかなければならない。その理念がどのようなものであるか,また,どの程度の関心を持っているかを実態調査し,今後の指導の参考にしたいと思い,小規模ながらこの調査を計画した。
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