特集 胎内のしくみと胎児の発育
特集・胎内のしくみと胎児の発育に寄せて
M. Ed.
pp.666-667
発行日 1977年11月25日
Published Date 1977/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205294
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「胎児発育に関する母体側要因」と「胎盤の機能面からみた胎児発育とその障害」
ここに掲げる2編の論文は,いずれも,去る5月に秋田市で行なわれた第29回日本産科婦人科学会におけるシンポジウム「胎児発育の生理と病理」における御講演の内容を,本誌が,できるだけわかりやすく書き直していただいたものです。
産婦人科学会における最近の最大の研究テーマの1つは,小さすぎる子供や子宮外生活に耐えにくい子供の出生を防ぐのにはどうしたらよいか,ということに注がれています。このため非常に多くの産科学者が,ほとんどあらゆる方面からこの問題を熱心に研究しておられますが,今回は,奈良医大の山口龍二教授と順天堂大学の高田道夫助教授の御意見を伺うことにしました。
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