特集 合併症をもつ妊産婦と援助
尿糖の出現した一高年初産婦の管理にあたって
南部 理津子
1
,
増井 伸子
1
,
岡田 美代子
1
,
増田 和代
1
,
三井 政子
1
,
菅沼 美奈子
1
,
内山 和美
1
,
林 進
2
,
山田 順常
2
,
城戸 国利
2
1京都大学医療技術短期大学部専攻科
2京都大学医学部・婦人科学産科学教室
pp.151-155
発行日 1976年3月25日
Published Date 1976/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205003
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1.はじめに
妊娠中,母体に発現する異常は,できるだけ早い時期に発見して適切な対策をたて,その対策を確実に実行することによって,母児に悪い影響ができるだけ及ぼないように管理しなければならない。
今回,私たちは妊娠中に糖尿の出現をみるようになった高年初産婦を分娩まで管理したが,その事例を通じて,妊婦管理の本来のあり方と,それに果たす助産婦の役割などについて老えてみた。
Copyright © 1976, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.