Modern Therapy リスク症例と分娩
高年初産婦と若年妊婦
玉田 太朗
1
,
臼井 謙一
1
,
谷野 均
1
Taro Tamada
1
1自治医科大学産科婦人科学教室
pp.113-117
発行日 1981年2月10日
Published Date 1981/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409206389
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Ⅰ.高年初産婦の場合
高年初産婦に,妊娠・分娩時の異常が多いことは古くから知られていて産科医の常識となっている。
RandallおよびTaylor1)によれば,35歳以上の初産婦では表1のように高血圧・妊娠中毒症や産科手術の率が2倍から10倍に増加している。
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