連載 キャンパスだより
—群馬大学医学部付属助産婦学校—新しい助産像に夢を馳せ
大沢 洋子
,
水戸 美江
pp.611
発行日 1975年11月25日
Published Date 1975/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204954
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桜のつぼみがほころび始め,すでに葉を落してしまっていた銀杏並木に新しい生命の息吹を感じさせる4月,新築されたばかりの白と青のコントラストがひときわ美しい5階建の学舎が私たちを迎えてくれた。
群馬大学医学部付属助産婦学校10回生21名は,北は北海道から南は四国,鳥取,富山,長野,栃木,そして県内から,この学校をめざして集まって来た。助産婦になろうと意欲を燃やし,また母子保健のなんたるかを究めんとして,また学生生活の良さをこの1年で満喫しようとして……目的はさまざまで,歩んで来た過程は違っても,看護の道をめざし,さらに助産婦教育を受けようというところに私たち21名の動かし難い共通の目的があった。
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