連載 キャンパスだより
—北海道大学医学部付属助産婦学校—貴重な体験を生かし助産婦の道へ
佐々木 愛子
pp.381
発行日 1975年7月25日
Published Date 1975/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204893
- 有料閲覧
- 文献概要
北大構内において
この1年間,私たち20名は助産婦学生として北大構内で学んできました。春はさわやかな風で,夏はカツコーの声で目覚め,北大構内をマラソンし,秋は紅葉した木々やポプラ並木の下での読書。そして冬は構内一面,白く雪で覆われます。この広い構内の中の医学部付属病院正門左手に,3階建の付属学校があります。看護学校,臨床衛生検査技師学校,放射線技師学校,そして我が助産婦学校。このりっぱな建物から,毎年医療従事者として道内外に,数多くの人が巣立って行きます。
静かな環境,りっぱな設備,講師群に恵まれたこの1年間。はや私たちも,助産婦への夢を託し,明日をめざして北大構内を出ようとしているのです。
Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.