連載 キャンパスだより
—大分県立厚生専門学院—意義深い保助合同の1年間
佐藤 つね代
1
1保健助産学科
pp.281
発行日 1975年5月25日
Published Date 1975/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204863
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観光都市別府を後に車で20分,大分市内のほぼ中央に,私たちの学院はある。新築後数年という清潔感あふれる学院での生活は,保助合同の多忙さを前に静かなスタートを切った。まず「看護とは?」ということで,グループディスカッションを行ない,私たちの看護に対するとらえ方,考え方を再認識した。
さて比較的のんびりムードに見えた学院生活も,6月には開学20周年の記念式典と学院祭を合同で開催するにあたり,予想通りの忙しさとなった。この頃より産科および保健所でのオリエンテーション実習が開始され,断片的アプローチだったにしろ,実生活における保健指導がどれほどリアルなものでなければならないかを自己のケース,友人のケースを通じて痛感した。
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