連載・8
実地臨床における産科MEその8
坂元 正一
1
,
藤井 仁
1
1東京大学医学部産科婦人科教室
pp.34-42
発行日 1971年9月1日
Published Date 1971/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204207
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胎児心拍数図を読む時の注意
一般に胎児心拍数図は上段に心拍数曲線,下段に子宮収縮曲線のふたつの系列を画く構成が主に用いられており,縦軸に1分間の心拍数に換算した心拍数と子宮収縮の変位が示され,横軸は時間軸としてそれら変位が時間経過につれて記録されています。
心拍数図を読むにあたっては,まったく同じ心拍数の変化でも,装置の特性や記録の仕方によって異なった心拍数図を生ずるために,異なった心拍数変化として受け取られるので注意が必要です。
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