特集 産婦人科
今日の焦点・Ⅱ
MEによる産科管理—その現状と将来
前田 一雄
1
Kazuo Maeda
1
1烏取大学医学部産婦人科学教室
pp.1061-1070
発行日 1969年12月10日
Published Date 1969/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409204134
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はじめに
ME手段を用いると,生体に傷害を与えないで,他の方法では知りえなかつた所見を求め,あるいはさらに豊富な情報を得て診断精度をあげることができ,場合によつては,中央監視その他の方法で,多数の対象を詳細に検査することも可能であり,また通常の手段を使つたのではあまりに煩雑で臨床には使えないような検査方法でも実用に供し,手数をはぶくことができる。
ここでは,今日産科で使われている ME機器による管理について,まず外来や入院時の実際を一,二あげてみよう。
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