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南米移住地の母子衛生—保健衛生調査団レポートから
pp.2-8
発行日 1967年2月1日
Published Date 1967/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203337
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昭和40年11月から2カ月間,南米の日本人移住地の保健衛生調査団として,外務省から島田信宏先生(慶応大学医学部産婦人科・聖母病院産婦人科)が,アルゼンチン,パラグアイ,ホリビア,ブラジル各国を訪れてこられた.今回の調査目的は「南米移住地の母子衛生」で,産科と小児科領域中心にできるだけ多くの移住地をまわられた.広大な南米大陸にポツンポツンと点在する日本人移住地には,ようやく母子衛生の芽が芽生えつつあり移住者が一番求めているのは,妊娠,分娩,育児について教えてくれる助産婦であり,保健婦であった.
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