特集 新生児外科
輸液(輸血)と食餌投与
角田 昭夫
1
1賛育会病院外科
pp.29-32
発行日 1962年9月1日
Published Date 1962/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202400
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Ⅰ.はじめに
小児科の発達により,新生児期にも,単に多指症,兎唇のような外表奇形だけでなく,開腹,開胸手術といつた大侵襲を加えることも可能になつてまいりました.この進歩の一つのポイントが体液の管理であり,適切な輸液,輸血,あるいは食餌管理が,術後患児の予後を決定づけると断言してもいい過ぎではありません.以下この問題について簡単にのべてみましよう.
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