座談会
人に接するエチケット
前沢 巽
1
,
竹内 繁喜
2
,
青柳 かくい
3
,
片根 京子
4
,
政本 幸
5
,
鬼塚 栄子
5
,
木下 正一
6
1松坂屋銀座店教育課
2築地産院
3大田区青柳助産所
4三楽病院産婦人科
5都立保健婦助産婦学院
6木下病院
pp.16-26
発行日 1958年5月1日
Published Date 1958/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611201466
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医師も助産婦もそして妊産婦も,みんな同じ人間である.人間同志が接しお互の意志を疎通させるには,自らそこに法則がある.人はどのように人に接するべきなのか,医師は如何にして患者に接するのか,エチケツトはそこから出発する.更にまた,患者が医師や助産婦にかかる時,「腕」の良否もさることながら「人間的な信頼感」も選択の一要素となるとすれば,道徳的な意味からばかりでなく実利的な目的からもエチケツトを心得なければならないと云う.医師や助産婦にとつて患者はお客様である.そこで,お客様に接する時のエチケツトとはどんなものかを,銀座松坂屋教育課主任の前沢巽さんから伺いそこから医師として又助産婦として心得るべき「エチケツトの実際」を話合つていただいた.
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