講座
妊娠中毒症の豫防に就て
安井 修平
1
1東京遞信病院産婦人科
pp.10-13
発行日 1952年1月1日
Published Date 1952/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200005
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凡ての疾患の豫防法はその原因が明になつたときに始めて完壁を期することが出來るものであることは云うまでもない。然し原因は明でなくとも或る程度の豫防は可能である。
妊娠中毒症殊に茲で論じようとするところの妊娠後半期に發生する浮腫,蛋白尿,高血壓等の症状を主徴とする妊娠中毒症の本態も亦未だ決定的の解明には到達していない。
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