Sweet Spot 映画に見るリハビリテーション
「生きるのに理由はいるの? 『津久井やまゆり園事件』が問いかけたものは...」—優生思想克服の道程で正対すべき一作
二通 諭
1,2
1札幌学院大学
2札幌大谷大学
pp.1117
発行日 2024年10月10日
Published Date 2024/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203249
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ドキュメンタリー映画「生きるのに理由はいるの?『津久井やまゆり園事件』が問いかけたものは...」(監督/澤則雄:76分:2021年)は,2019年に公開された50分版の「生きるのに理由はいるの?」に2020年1〜3月の裁判記録を付加したものである.
2016年7月26日未明,神奈川県相模原市の知的障害者施設である津久井やまゆり園に同園の元職員・植松聖が侵入.入所者19人を殺害し,職員2人を含む26人に重軽傷を負わせた.果たして,植松はなにゆえこのような犯行に及んだのか.
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