増刊号 就学・就労支援
第3部 はたらく:就労
第2章 各就労支援領域
5 医療機関での就労支援,就労支援機関連携モデル
新田 勇二
1
,
畑 このみ
1
,
橋本 欣弥
2
,
尾﨑 里沙
2
,
田村 瑞恵
3
,
金川 善衛
4
Yuji Nitta
1
,
Konomi Hata
1
,
Kinya Hashimoto
2
,
Risa Ozaki
2
,
Mizue Tamura
3
,
Zene Kanagawa
4
1恒生かのこ病院
2恒生病院
3三田市障害者就業センターびーず
4特定非営利活動法人日本学び協会 ワンモア八尾
pp.888-892
発行日 2025年7月20日
Published Date 2025/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540590080888
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はじめに
脳卒中後の就労世代の患者は,治療が長期化し退院までに復職や就職まで至らないケースも多くある.退院後に支援が途切れることのないようコーディネートしていく必要がある.
医療機関での就労支援には限界があり,就労支援機関との連携が重要である.さまざまな就労支援機関と連携し,就職まで至った事例を紹介する.なお,本稿執筆にあたり,当院倫理委員会の承認および対象者からの同意を得ている.医療機関での就労支援の役割は,次の支援先に障害特性の説明を行うことで理解を促す等,“つなぐ”ことが重要である.

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