Japanese
English
紹介
越境学習効果を期待するOJT研修の工夫
Ideas for OJT training that is expected to have cross-border learning effects
喜多 一馬
1
,
貝原 沙織
1
,
藤田 祥代
1
,
井川 裕基
1
,
野地 由紘
1
,
山川 楓太
1
,
芝 俊紀
1
Kazuma Kita
1
,
Saori Kaihara
1
,
Sachiyo Fujita
1
,
Yuki Ikawa
1
,
Yuki Noji
1
,
Futa Yamakawa
1
,
Toshinori Shiba
1
1株式会社PLAST
1PLASTco., Ltd.
キーワード:
越境学習
,
OJT
,
人材育成
Keyword:
越境学習
,
OJT
,
人材育成
pp.647-650
発行日 2024年6月10日
Published Date 2024/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203143
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要旨 人材育成の分野には越境学習という概念があるが,リハビリテーション専門職が関与する職場や法人においてはその報告が少ない.そこで,当法人で実施した多事業展開を活かした越境学習効果を期待するon the job training(OJT)研修について紹介する.本研修はA事業所(通所デイサービス)の研修対象スタッフを対象とし,対象者やスタッフとの適切なコミュニケーション能力の習得を研修目的とした.研修実施場所はB事業所(A事業所と同様のサービスを提供する通所デイサービス)とC事業所(チョコレート製造や販売を主たる作業とする就労継続支援)とし,週に一度の頻度で半日のOJT研修を交互に実施した.本研修を実施した結果,研修対象スタッフに気づきや成長につながっている可能性があること,研修を有効に機能させるためにスタッフや対象者との関係が重要であること,本研修がA事業所の管理者にとっての学びにもなっている可能性が示唆された.
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