学会報告
第54回中国四国リハビリテーション医学研究会—2023年8月6日(日),於:米子コンベンションセンター
森本 兼人
1
1医療法人友紘会皆生温泉病院
pp.91-96
発行日 2024年1月10日
Published Date 2024/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552203030
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1 腰部脊柱管狭窄症患者における術前の腰椎動作と手術成績との関連
鳥取大学医学部附属病院リハビリテーション部
和田 崇,他
腰部脊柱管狭窄症(lumber spinal stenosis:LSS)患者の術前の腰椎動作を定量化し,手術成績との関連を調査した.腰椎動作を速度データに基づいて定量化し,術後6か月のOswestry Disability Index(ODI)変化量との関連を解析した.結果,術前の腰椎動作が緩慢な場合,ODIの改善が不良であった.LSS患者の手術成績の向上には,術前の腰椎動作を定量化し,その特徴を踏まえた運動介入や患者指導を検討する必要がある.
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