学会報告
第45回中国四国リハビリテーション医学研究会—2017年12月10日(日),於:米子コンベンションセンターBiG SHiP
井後 雅之
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1社会福祉法人ほうこうえん錦海リハビリテーション病院
pp.579-586
発行日 2018年6月10日
Published Date 2018/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201348
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1. 当院回復期リハビリテーション病棟入院高齢患者のサルコペニアの罹患状況と摂取栄養量,ADL能力の調査
川崎医科大学附属病院リハビリテーションセンター
中上 佑子・他
[目的]低栄養はサルコペニアの改善を妨げるといわれ,サルコペニア患者の摂取栄養量,日常生活動作(activities of daily living;ADL)能力の関連を調査した.[対象]65歳以上の患者19名.[結果]入棟時サルコペニアでなかった患者(非サルコペニア群)は10名,入棟時サルコペニアと診断され退棟時に改善した患者は4名,入棟時退棟時ともにサルコペニアと診断された患者(非改善群)は5名.非改善群は非サルコペニア群と比較し,退棟時Functional Independence Measure(FIM)運動項目が有意差に低値であった.
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