Japanese
English
特集 脳卒中下肢機能の徹底改善
下肢機能評価とリハビリテーション治療プログラム
Lower extremity functional assessment and Rehabilitation program
黒田 慶子
1,2
,
宮村 絋平
1,2
Keiko Kuroda
1,2
,
Kohei Miyamura
1,2
1河北リハビリテーション病院
2東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座
1Kawakita Rehabilitation Hospital
2Department of Rehabilitation Medicine, The Jikei University School of Medicine
キーワード:
下肢機能評価
,
座位訓練
,
起立訓練
,
Pusher現象
Keyword:
下肢機能評価
,
座位訓練
,
起立訓練
,
Pusher現象
pp.125-131
発行日 2023年2月10日
Published Date 2023/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202741
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はじめに
日本では脳血管障害と診断され継続的に医療を受けている患者が2017年時点で111.5万人おり1),2020年では日本の死亡原因の第4位を占める2).脳卒中の新規発症者数は年間約29万人と推定され,半数以上が死亡もしくは介護が必要な状態での退院となる3).脳卒中片麻痺による移動制限は日常生活の活動と生活の質に大きな影響を与える.麻痺や感覚障害,バランス障害などの問題が生じるため下肢機能の評価,訓練が必要である.
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