Japanese
English
特集 脊髄損傷の多角的マネジメント
神経障害性疼痛
Neuropathic pain due to spinal cord injury
菊地 尚久
1
Naohisa Kikuchi
1
1千葉県千葉リハビリテーションセンター
1Chiba Rehabilitation Center
キーワード:
脊髄損傷
,
神経障害性疼痛
,
病態生理
,
薬物療法
,
脊髄刺激療法
Keyword:
脊髄損傷
,
神経障害性疼痛
,
病態生理
,
薬物療法
,
脊髄刺激療法
pp.1063-1067
発行日 2022年9月10日
Published Date 2022/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552202608
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
脊髄損傷患者における神経障害性疼痛は高率に発症する合併症の1つであり1),長年にわたり患者を苦しめることになる.神経障害性疼痛に対する薬物療法は,近年少しずつ進歩しており,この恩恵にあずかる患者も少なくない.また頑固な難治性の疼痛には脊髄刺激療法も用いられている.本稿では脊髄損傷に合併する神経障害性疼痛に対して,その病態生理と評価法,薬物療法,脊髄電気刺激療法について概説する.
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.