Japanese
English
実践講座 義足歩行を見据えた下肢切断術・2
血管・神経・骨の処理
Treatment of nerves, vessels and bones in lower extremity amputation
木下 篤
1
Atsushi Kinoshita
1
1かがわ総合リハビリテーションセンター整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, Kagawa General Rehabilitation Center
キーワード:
下肢
,
切断術
,
神経腫
Keyword:
下肢
,
切断術
,
神経腫
pp.149-154
発行日 2019年2月10日
Published Date 2019/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201559
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はじめに
先人たちの経験の積み重ねにより下肢切断術の手技は確立されているといってよい.最近は血行障害による切断がその多くを占めるようになったが,義足装着を前提として行う手術の原則は現在までほとんど変わっていない.一方で,リハビリテーションの現場ではこの原則に沿っていない切断例を目の前にし,リハビリテーション科医が躊躇させられることもまれではない(図1).本稿では下肢切断術における骨,神経,血管の処理の考え方と手技について述べる.
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