Japanese
English
論述
遅発性尺骨神経麻痺の検討
Clinical Study of Tardy Ulnar Palsy
岡田 正人
1
,
山崎 安朗
1
,
東田 紀彦
1
,
村本 潔
1
,
西島 雄一郎
1
,
石野 洋
1
,
山本 雅英
1
,
佐々木 雅仁
1
,
谷 和英
1
,
玉田 安彦
1
,
日原 聡
1
,
石塚 弘和
1
Masato OKADA
1
1金沢医科大学整形外科学教室
1Department of Orthopaedic Surgery, Kanazawa Medical University
キーワード:
遅発性尺骨神経麻痺
,
tardy ulnar palsy
,
神経内剥離術
,
internal neurolysis
,
神経腫
,
neuroma
Keyword:
遅発性尺骨神経麻痺
,
tardy ulnar palsy
,
神経内剥離術
,
internal neurolysis
,
神経腫
,
neuroma
pp.717-724
発行日 1983年7月25日
Published Date 1983/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906787
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序言
肘関節部において,尺骨神経が何等かの原因により障害され徐々に進行する麻痺は,1878年Panas18)によって報告され,Hunt8)によってtardyulnar palsyと命名された.著者らは長い期間きわめて些細な神経障害を繰り返しているうちに徐々に損傷されて起こるという水村15)の定義に従い診断した遅発性尺骨神経麻痺のうち,手術例24例について予後調査を行ったので報告し,尺骨神経病変の分類と予後,internal neurolysisの効果について若干の知見を得たので報告する.
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