Japanese
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紹介
上肢ボツリヌス療法後の即席簡易肢位保持装具について
Instant upper extremity easy orthosis for good posture after botulinum toxin type A injection
広松 聖夫
1
Masao Hiromatsu
1
1柳川リハビリテーション病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Yanagawa Rehabilitation Hospital
キーワード:
上肢
,
ボツリヌス療法
,
装具
,
即席装具
,
簡易肢位保持装具
Keyword:
上肢
,
ボツリヌス療法
,
装具
,
即席装具
,
簡易肢位保持装具
pp.65-68
発行日 2019年1月10日
Published Date 2019/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201534
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はじめに
ボツリヌス療法は,施術後に運動療法や物理療法を併用することにより,より有効性を高めることができる.なかでも運動療法としてのストレッチが特に重要であり,そのストレッチも長時間の持続伸張を行えば,さらに効果が上がる1-3).
ただし,徒手訓練にてそれを行うには限界がある.それを可能にするのは,装具をおいてほかにないが,装具は作製に要する期間やコストに問題がある.
そこで本稿では,外来の整形外科治療において頻用されている水硬性スプリント(オルソグラス®)を用いた,上肢を対象にした即席簡易肢位保持装具について紹介する.
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