Japanese
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特集 被災地の復興と障害
3.11東日本大震災後仮設住宅に住む高齢避難者の運動機能
State of well-being in aged evacuees living in temporary housing after the Great East Japan Earthquake of 11 March 2011
矢吹 省司
1,2
Shoji Yabuki
1,2
1福島県立医科大学附属病院リハビリテーションセンター
2福島県立医科大学医学部整形外科
1Rehabilitation Center, Fukushima Medical University Hospital
2Department of Orthopaedic Surgery, Fukushima Medical University School of Medicine
キーワード:
東日本大震災
,
避難者
,
高齢者
,
運動機能
,
運動教室
Keyword:
東日本大震災
,
避難者
,
高齢者
,
運動機能
,
運動教室
pp.1205-1209
発行日 2017年12月10日
Published Date 2017/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201167
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はじめに
2011年3月11日,東日本大震災が発生し,地震と津波により甚大な被害をもたらした.さらに福島では,福島第一原発事故が発生し,20km圏内の住人は避難を余儀なくされた.大震災により避難した住人たちは県内外に散らばり,大震災後6年以上経過した時点でも避難している人たちが5万人以上(県外:34,870人,県内19,696人)存在する.そして,まだ仮設住宅に住んでいる人々も少なくない(図1).本研究の目的は,3.11東日本大震災後仮設住宅に住む高齢避難者の運動機能を含めた状態を知ること,そして運動教室の効果について明らかにすることである.なお,本論文の詳細は文献1と2に記載されている.
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