特集 東日本大震災と透析医療
Ⅳ.東北大震災─避難地からの報告(1)山形への避難
伊東 稔
1
,
政金 生人
2
1矢吹病院腎臓内科
2矢吹嶋クリニック内科
キーワード:
東日本大震災
,
透析医療
,
支援活動
Keyword:
東日本大震災
,
透析医療
,
支援活動
pp.321-327
発行日 2012年3月10日
Published Date 2012/3/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000002799
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東日本大震災後,東北地方では多くの透析施設が被害を受けた.山形県は地震の被害が軽微であり,震災直後から透析医療の支援活動を行った.3月11日の地震発生後から20日までの間に隣県から153名(入院71名,外来82名)の透析患者を県内の透析施設に受け入れた.広域災害時の対策として,被災地の視点,支援地としての視点の両面から準備をしておくことが必要である.
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