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実践講座 義肢装具の処方と価格
5.体幹装具
Application of Spinal Orthosis and its Price.
安倍 基幸
1
,
緒方 甫
2
Motoyuki Abe
1
,
Hajime Ogata
2
1三井大牟田病院リハビリテーション科
2産業医科大学リハビリテーション医学教室
1Department of Rehabilitation Medicine, Mitsui Omuta Hospital
2Department of Rehabilitation Medicine, University of Occupational and Environmental Health
キーワード:
体幹装具
,
処方
,
価格
Keyword:
体幹装具
,
処方
,
価格
pp.431-436
発行日 1993年5月10日
Published Date 1993/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107364
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はじめに
義肢装具の処方と価格のシリーズは5回目であり,今回は体幹装具である.適応と処方については多くの成書1~5)があり,それを参照すれば事足りると考えやすいが,体幹装具には四肢の装具と異なる特殊性と適応疾患の広さがあり,一筋縄では対応しきれず,十分な経験と長期のフォローアップ体制が必要である.価格については筆者も含め多くの処方者はおおよその程度の知識だけで詳細は知らないのが実情であろうが,臨床的適応と有効処方を念頭に置きながらも価格体系の認識を持つことも無意味なことではないと考える.ここでは体幹装具の構成要素,脊椎疾患と具体的処方,その価格構成について述べる.
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