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入門講座 二分脊椎—就学・就労・二次障害まで・2
就労やスポーツ,社会参加における問題点と必要とされる対処
Deal that is required and the problems in employment and social participation
鈴木 信行
1
Nobuyuki Suzuki
1
1患医ねっと株式会社
1Kan-i-net CO., LTD
キーワード:
二分脊椎症
,
就労
,
社会参加
,
スポーツ
Keyword:
二分脊椎症
,
就労
,
社会参加
,
スポーツ
pp.127-131
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200504
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はじめに
筆者は二分脊椎症の当事者である.45歳,東京都在住,会社経営者.靴型装具による独歩可,水頭症なし.国内最大の二分脊椎症者や家族による患者会「日本二分脊椎症協会」の元会長(2004〜2006年).
本稿においては,当事者の視点を重視し,就労や社会参加における問題点と必要とされる対処に関して概説する.日本国内の同疾患患者を対象に,就労や社会参加などの現状を調査した結果は,筆者の知る限りにおいて存在しない.そこで本稿では,当事者である筆者個人の経験を中心として,多くの同疾患の仲間たちの情報を交えつつ,社会参加に関する話題を提供させていただく.
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