学会報告
第35回中国四国リハビリテーション医学研究会―2012年12月2日(日),於:広島大学病院
木村 浩彰
1
1広島大学病院リハビリテーション科
pp.873-877
発行日 2013年9月10日
Published Date 2013/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110251
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1.超音波Elastographyによる客観的な筋硬度測定
徳島病院リハビリテーション科
宮脇 鈴子・他
超音波Elastographyは生体組織の硬さを非侵襲的に評価する方法である.本研究では,徳島病院に入院または外来通院している整形外科疾患患者36名を対象に,健側大腿直筋・内側広筋の安静時の筋硬度を測定し,年齢・性別・筋の部位による筋硬度の違いについて比較検討した.筋硬度は年齢・個々の筋によって有意差が認められ,性差は認めなかった.超音波Elastographyは単一筋のみの測定が可能であり,筋硬度の客観的指標となり得る.
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