学会報告
第35回東海リハビリテーション懇談会―2001年10月19日(金),於:サマニアンホール(八神製作所多目的ホール)
猪田 邦雄
1
1名古屋大学医学部保健学科
pp.383-384
発行日 2002年4月10日
Published Date 2002/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109751
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今回はテーマとして「クリニカルパスの実際―骨・関節疾患」を取り上げた.クリニカルパス(CP)は1985年のアメリカでのDiagnosis Related Groups/Prospective Payment System(DRG/PPS:診断群別定額支払い方式)の導入を機に広まったが,医療の経済的効率面だけでなく,医療の標準化,チーム医療の進展,経営改善,リスク管理の向上,患者満足度の向上などにとって有用との認識が高まり,日本でも利用されつつある.しかし,医療従事者にとって本当に有用なのか,どのような問題点があるのかを知ることも大切であると考え,今回は骨・関節疾患のCPを取り上げた.
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