Japanese
English
特集 脊髄損傷―最近の話題
職場復帰の現状と問題点
Approach to return to work for patients with spinal cord injury in medical rehabilitation.
古澤 一成
1
,
徳弘 昭博
1
Kazunari Furusawa
1
,
Akihiro Tokuhiro
1
1吉備高原医療リハビリテーションセンター
1Kibikogen Rehabilitation Center for Employment Injuries
キーワード:
脊髄損傷
,
職業復帰
,
在宅就労
,
コンピュータ
Keyword:
脊髄損傷
,
職業復帰
,
在宅就労
,
コンピュータ
pp.225-230
発行日 2002年3月10日
Published Date 2002/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109710
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脊髄損傷者の職業復帰の現状
脊髄損傷(以下,脊損)者の職業復帰は,社会的に自立を達成するという点においてリハビリテーション医療の成功とみなされる.しかし,障害者の法定雇用率制度はあるといっても,近年の医療情勢は初回のリハビリテーション医療での職業復帰までのアプローチを困難にしているし,社会経済情勢も障害者の職業復帰には逆風である.
脊損者の職業復帰の現状を,労災病院のデータ(以下,労災データベース)から図1に示した.この調査は初回リハビリテーション終了時点のもので,社会復帰後に率はもう少し向上する可能性はある.
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