学会報告
第15回中国四国リハビリテーション医学研究会―2000年12月10日(日),於:川崎医科大学現代医学教育博物館
明石 謙
1
1川崎医科大学
pp.771-777
発行日 2001年8月10日
Published Date 2001/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109565
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1.倉敷中央病院リハビリテーション科における癌患者の現状
倉敷中央病院リハビリテーションセンター
藤原裕美子・林里歌
花崎加音・伊勢眞樹・他
1998年12月より2000年9月までに内科医より紹介のあった癌患者35例について,理学療法の現状を検討した.化学療法や放射線療法等の治療前あるいは実施中から理学療法を開始した群では,治療終了後に開始した群と比較して早期に退院できていた.癌治療により活動性が低下する前に理学療法を実施することで,運動機能とADL能力の維持を図る必要がある.つまり,早期理学療法を実施し,廃用症候群を起こさないことが大切である.
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