Japanese
English
特集 痙性麻痺の治療update
装具療法
Orthotic management of spasticity.
豊倉 穣
1
,
山口 健
2
Minoru Toyokura
1
,
Takeshi Yamaguchi
2
1東海大学大磯病院リハビリテーション科
2東海大学医学部リハビリテーション学教室
1Department of Rehabilitation Medicine, Tokai University Oiso Hospital
2Department of Rehabilitation Medicine, School of Medicine, Tokai University
キーワード:
痙縮
,
装具
Keyword:
痙縮
,
装具
pp.305-312
発行日 2001年4月10日
Published Date 2001/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109460
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- サイト内被引用 Cited by
はじめに
中枢神経障害によってもたらされる痙縮は,円滑な動作を阻害する要因として避けて通ることのできない問題である.これまでリハビリテーション医療の現場でも,その治療に関して多くの試みがなされてきた.本稿では,このうち痙縮および原始的(基本的)共同運動(以下,共同運動)1)に対する装具療法について述べる.痙縮を来す中枢神経障害は多岐に及ぶが,ここでは脳卒中例を中心に考えたい.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.