学会報告
第18回秋田県リハビリテーション研究会―2000年3月25日(土),於:秋田大学医療技術短期大学部
千田 富義
1
1秋田県立リハビリテーション・精神医療センター
pp.186-188
発行日 2001年2月10日
Published Date 2001/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109430
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
特別講演は秋田大学医療技術短期大学部教授新山善嗣先生に「日常診療における精神症状への対応」という演題でご講演いただいた.リハビリテーション医療の中で種々の精神症状が出現し,リハビリテーション過程が大きく遅れたり,対応に苦慮することがある.あるいは精神疾患患者にリハビリテーション医療が必要になることもある.リハビリテーション医療の中で起こる精神科的問題について精神科の先生にご教示いただこうという主旨でお願いした.先生には私たちの状況をよく理解されて,簡明で示唆に富むお話しをしていただいた.高齢者のリハビリテーションを進めるうえでは,精神症状や痴呆などの精神科的問題に遭遇することが増えてきている.今後とも精神科領域との交流を深めていきたいと考えている.
なお今回の出席者は,医師10名,理学療法士16名,作業療法士8名,看護婦17名,言語聴覚士・他2名,学生7名で,総数60名であった.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.