書評
鹿島晴雄・加藤元一郎・本田哲三 著―認知リハビリテーション
岩田 誠
1
1東京女子医科大学
pp.240
発行日 2000年3月10日
Published Date 2000/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109182
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認知リハビリテーションという言葉は,最近になって用いはじめられてきた新しい言葉である.高次大脳機能障害に対するリハビリテーションのうち,失語症のリハビリテーションだけはある程度体系化され,方法論的にもしっかりした基盤の上に築かれていたが,失行,失認,注意障害,健忘などのその他の高次大脳機能障害に対するリハビリテーションについては,散発的な工夫が多々あったものの,ハッキリと体系化された方法論は提唱されてこなかった.
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