一頁講座 障害診断のための最新機器
最新のCT装置―MDCT(マルチスライスCT)
百島 祐貴
1
1慶應義塾大学病院放射線診断科
キーワード:
ヘリカルCT
,
マルチスライスCT;MDCT
Keyword:
ヘリカルCT
,
マルチスライスCT;MDCT
pp.195-196
発行日 2000年2月10日
Published Date 2000/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109170
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X線CTは,1972年にイギリスのHounsfieldが発明して以来,画像診断の中心的な位置を占めてきた.この間,撮影方式はいわゆるシングルビーム方式の第一世代から,現在の第三世代へと改良が重ねられ,数年前からは連続回転方式によるらせん走査(ヘリカルCT)が一般的となった.しかし一昨年あたりから,また新たな飛躍的な新技術が出現した.すなわちMDCTあるいはマルチスライスCTである.
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