講座 最新の消化器CT診断
マルチスライスCTによる膵臓のダイナミックCT―膵癌の診断をターゲットとして
山下 康行
1
1熊本大学医学部放射線医学講座
pp.491-494
発行日 2002年7月15日
Published Date 2002/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900442
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膵臓は一般に微小な病変が多く，CTの画像でも高い分解能が要求される．さらに解剖が複雑であるため，マルチスライスCTで得られた画像を様々な断面によって評価することにより病変の広がりを把握することが容易となる．もちろん良好な膵臓のイメージングを行うには膵実質，動脈，門脈などが十分に造影されていることが必須条件である．
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