Japanese
English
特集 脳外傷のリハビリテーション
米国における急性期・亜急性期リハビリテーション
Acute and Subacute Rehabiltation of Persons with Traumatic Brain Injury.
大橋 正洋
3
Richard T Katz
1
,
Gerard J Erker
2
1Internal Medicine and Orthopedics, St. Louis University School of Medicine(Chairman of the TBI special interest group of the AAPMR)
2Clinical Psychology/Neuropsychology, SSM Rehab Institute
3神奈川リハビリテーション病院
キーワード:
脳外傷
,
急性期リハビリテーション
,
亜急性期リハビリテーション
Keyword:
脳外傷
,
急性期リハビリテーション
,
亜急性期リハビリテーション
pp.115-126
発行日 2000年2月10日
Published Date 2000/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109158
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総論
最近,米国National Institute of Health(NIH)は,脳外傷(traumatic brain injury;TBI)リハビリテーションの有効性を再調査した1).脳外傷は「外力によって脳が損傷すること」と広く定義されている.しかし,文献によっては厳密な定義がされず,頭部打撲,頭皮裂傷,頭蓋骨骨折,脳振盪,そして頭蓋内血腫なども含まれているので注意が必要である.外傷が開放性であったのか閉鎖性であったのかについても,感染や脳脊髄液瘻の合併が示唆されるので注意したい.
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