リハビリテーション関連資料
脊髄損傷の発生状況
新宮 彦助
1
1山陰労災病院
pp.83-84
発行日 1999年1月10日
Published Date 1999/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108885
- 有料閲覧
- 文献概要
わが国の外傷性脊髄損傷(以下,脊損と略)の発生状況については,1990年1月から1992年12月の3年間にわたって日本パラプレジア医学会脊損予防委員会が中心となって,全国主治医の協力を得て行った全国疫学調査がある.
調査方法は脊損が収容される可能性のある病院,診療所,約9,000科に毎年統一調査票を送付し,各地区の世話人が回収して集計された.回収率は3年間平均51.4%であったので,発生率を求める方法として全国疫学調査マニュアルに従って,無作為回収を前提とした簡便法が用いられた.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.