Japanese
English
症例報告
脳卒中片麻痺に合併した脊髄腫瘍の1例
A Case Report: Spinal Cord Tumor in Hemiplegic Patient with Cerebral Hemorrhage.
川手 信行
1,2
,
森 義明
1
,
水間 正澄
1
,
真野 英寿
1
,
依田 光正
1
,
田島 里佳
1
,
岡田 奈緒美
1
Nobuyuki Kawate
1,2
,
Yoshiaki Mori
1
,
Masazumi Mizuma
1
,
Hidetoshi Mano
1
,
Mitsumasa Yoda
1
,
Rika Tajima
1
,
Naomi Okada
1
1昭和大学医学部リハビリテーション医学診療科
2太田綜合病院附属太田熱海病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Showa University, School of Medicine
キーワード:
片麻痺
,
脊髄腫瘍
,
髄膜腫
,
診断
Keyword:
片麻痺
,
脊髄腫瘍
,
髄膜腫
,
診断
pp.757-760
発行日 1997年8月10日
Published Date 1997/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552108451
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はじめに
リハビリテーション科の日常の外来診療においては,障害に着目するだけではなく,全身管理を同時に行う必要がある.外来フォローが長期になると,主疾患に他疾患が合併する例も少なくない.そのような場合,合併症に対する鑑別・診断能力がリハビリテーション医に要求される.
今回,脳卒中片麻痺患者の長期外来フォロー中に,脊髄腫瘍を合併し,早期診断が困難であった症例を経験したので,若干の考察を加えて報告する.
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